《99》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー8 秘密
- 2017/07/22
- 00:40
◆◆
教室の真ん中に彼女は立っていた。
放課後なのか、僕達の他に周りには誰もいない。
虚ろな表情の彼女は、ゆっくりと顔を上げ、教壇に立つ僕を見ながら言った。
『ゴメンなさい……オシッコ漏れちゃいました……』
自分の罪を告白するかのように言葉を紡ぎ出す彼女の瞳からは、ボロボロと涙が零れ始めた。
僕はゆっくりと視線を下に向ける。
彼女の制服のスカートの前部分は著しく濡れており、誰が見ても〝お漏らししてしまった〟と分かるものとなっていた。オシッコが漏れないように、スカートの上から股間を必死に抑えていたのだろうか。
スカートの下から覗くように見える太ももには、努力も虚しく溢れ出てしまったオシッコが伝っており、まだ出し足りないのか、水滴がボトボトと滑るように滴り落ちていく。
白い靴下は生々しく黄色がかった灰色に染められており、室内用スリッパも著しく濡れていた。
そして、床に広がるオシッコの湖。まるで、地図に描かれた大陸の如くジワリジワリと大きくなるそれを、僕はどうすることも出来ず、彼女は嗚咽を漏らし続けていた。
『先生、私……先生の言うこと何でも聞きます。だから……』
彼女はオシッコの染みが付いたスカートの裾を摘み上げた。
さらに、持ち上げる。
徐々に太ももの付け根が見えてきた。
オシッコが染み込んだ薄ピンクの下着ーーもといパンティも。
〝あのとき〟見れなかったパンティが。
『先生が拭いて下さい、お願いします……』
彼女は自分の下着を見せつけるように、自らスカートを捲り上げた。これでもかというほど赤面し、その表情を見せないようにそっぽを向いている。
その姿・表情が、逆に男としての本能を呼び覚ますことを、この汚れなき少女は知らないのだろうか。
(桃瀬さん、僕は……)
僕は何故か手にしていたハンカチを、彼女の太もも、さらには下着の奥に隠された秘密の花園へと向けてーー。
◆◆
「タロウ、聞いてる?」
「ーーえ?」
いきなり声をかけられて、僕はハッとなりキョロキョロと辺りを見渡す。
「大丈夫? 汗凄いよ」
横から覗き込む矢行先生が、心配するような表情で僕を見つめてくる。
彼女の言う通り、僕の顔面から玉のような汗が大量に吹き出ていることに今気付いた。顔だけではなく、背筋を冷たい虫が這うように冷や汗が流れ落ちていく。
「あ……すみません。ちょっとボウッとしちゃって……それで、どうしました?」
僕はポケットから〝白い〟ハンカチを取り出してすぐに顔中の汗を拭った。
その姿に呆れるような顔をする彼女だったが、仕方ないなぁといった感じで口を開いた。
教室の真ん中に彼女は立っていた。
放課後なのか、僕達の他に周りには誰もいない。
虚ろな表情の彼女は、ゆっくりと顔を上げ、教壇に立つ僕を見ながら言った。
『ゴメンなさい……オシッコ漏れちゃいました……』
自分の罪を告白するかのように言葉を紡ぎ出す彼女の瞳からは、ボロボロと涙が零れ始めた。
僕はゆっくりと視線を下に向ける。
彼女の制服のスカートの前部分は著しく濡れており、誰が見ても〝お漏らししてしまった〟と分かるものとなっていた。オシッコが漏れないように、スカートの上から股間を必死に抑えていたのだろうか。
スカートの下から覗くように見える太ももには、努力も虚しく溢れ出てしまったオシッコが伝っており、まだ出し足りないのか、水滴がボトボトと滑るように滴り落ちていく。
白い靴下は生々しく黄色がかった灰色に染められており、室内用スリッパも著しく濡れていた。
そして、床に広がるオシッコの湖。まるで、地図に描かれた大陸の如くジワリジワリと大きくなるそれを、僕はどうすることも出来ず、彼女は嗚咽を漏らし続けていた。
『先生、私……先生の言うこと何でも聞きます。だから……』
彼女はオシッコの染みが付いたスカートの裾を摘み上げた。
さらに、持ち上げる。
徐々に太ももの付け根が見えてきた。
オシッコが染み込んだ薄ピンクの下着ーーもといパンティも。
〝あのとき〟見れなかったパンティが。
『先生が拭いて下さい、お願いします……』
彼女は自分の下着を見せつけるように、自らスカートを捲り上げた。これでもかというほど赤面し、その表情を見せないようにそっぽを向いている。
その姿・表情が、逆に男としての本能を呼び覚ますことを、この汚れなき少女は知らないのだろうか。
(桃瀬さん、僕は……)
僕は何故か手にしていたハンカチを、彼女の太もも、さらには下着の奥に隠された秘密の花園へと向けてーー。
◆◆
「タロウ、聞いてる?」
「ーーえ?」
いきなり声をかけられて、僕はハッとなりキョロキョロと辺りを見渡す。
「大丈夫? 汗凄いよ」
横から覗き込む矢行先生が、心配するような表情で僕を見つめてくる。
彼女の言う通り、僕の顔面から玉のような汗が大量に吹き出ていることに今気付いた。顔だけではなく、背筋を冷たい虫が這うように冷や汗が流れ落ちていく。
「あ……すみません。ちょっとボウッとしちゃって……それで、どうしました?」
僕はポケットから〝白い〟ハンカチを取り出してすぐに顔中の汗を拭った。
その姿に呆れるような顔をする彼女だったが、仕方ないなぁといった感じで口を開いた。