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記事一覧

《103》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー12 中古

「じゃあもしかして……犯人はこの学園の卒業生とか?」「そうとは限らないわ、見て」職員玄関で僕がスリッパに履き替えるのに手間取っている間に、彼女はスマホを操作(この時間帯は教員でもスマホはロッカーに入れておくのが規則のはずなのだが)し、あるページを開いていた。僕は差し出されたスマホを覗き見る。「〝中古制服販売〟……?」「使用済み制服専門の買取ネットショップよ。それよりもここ見て」彼女が指したのは『オスス...

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《72》【僕のジョボ女簿日誌】 「第一話 学園(エデン)は檻の中」 エピローグ servant of a day 〜在りし日の僕〜

〜〜♪その日僕は自宅のアパートでレポートをまとめていた。これが済んだら、教員採用試験の勉強。あぁ、忙しい。本当に忙しい。それに難しい。しかし、僕は来年四年生だ。教育実習もあるし、ゼミの「卒業研究」も考えなくてはならない。だから大学から帰宅しても、こうして机に向かっている。そんな僕の集中を削ぐようにスマホから流れる着信音。ディスプレイには〝志美子〟と表示されていた。時計を見る。既に零時を過ぎている。...

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《71》【僕のジョボ女簿日誌】 「第一話 学園(エデン)は檻の中」 (II)日誌5ページ目

ーーーーその後のことを少しだけ説明します。それから二日後、上山君は学校を退学していきました。結局あれ以来彼に会うことはなく、学校には彼の父親がお越しになりました。見るからに高級なスーツを着たその紳士は、来て早々に校長室へと案内されました。何を話しているのかは分かりませんでしたが、職員室内からの窓ガラス越しに、校長・教頭共に大きく頭を下げているのが見えました。その後、授業終わりに職員室へと帰ってくる...

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《70》【僕のジョボ女簿日誌】 「第一話 学園(エデン)は檻の中」(12)ー6 口元

こんな言い方したくないのに。もっと色々喋りたいのに。どうしても彼女の前だとムキになってしまう、子供みたいに。あの頃の僕らに戻ったみたいに。叫びを聞いた彼女は、あくまでも笑顔を浮かべたままーー。『そう……じゃあ、もう放っておくわ。〝あのときのあなた〟みたいにね』僕に興味を失くしたように立ち去ろうとしたが、彼女はビタッと立ち止まり振り向く。『でも、一つだけ忠告してあげる。……これは、始まりに過ぎないわ』彼...

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《69》【僕のジョボ女簿日誌】 「第一話 学園(エデン)は檻の中」(12)ー5 視線

「まぁ、よろしいじゃないですか。これで桃瀬さんへの見えないイジメは無くなるでしょうし、伊庭先生の言う理想の学園へと近付きます。一件落着ですね」確かに表面上はそういうことになる。でも違う。何かが違う。こんな結末は望んでない。青臭い言葉に聞こえるが、僕は誰も悲しまない結末を望んでいた。しかし、それがどうだ。桃瀬さんは皆の前で醜態を晒し、上山は今まで築き上げたものを最も罪悪な形で壊してしまった。結局喜ん...

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プロフィール

Author:屈辱の湖
周りと違う僕はおかしいのだろうか。
こんな性癖誰にも理解されないのではないか。
どうやって新しいオカズを手に入れればいいのか。
分からぬまま悶々と欲望を募らせていましたがーーとうとう見つけました。僕のたぎる思いを満たすことが出来るのは、

〝少女のおもらし〟だと。

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