2ntブログ

記事一覧

《81》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(1)ー5 妖艶

それでも悲しせうな顔を消さない彼女だったが、僕が少しおどけた口調で両手を上げると、少しだけ顔をほころばせてくれた。そして。

「……あ、ありがとう。じゃあ……お願いします」

シミ姉は恥ずかしそうにバンザイをすると、僕は彼女のシャツの裾を両手で持って上へ引き上げた。頭が引っかからないように、ゆっくりと抜いていく。
現れたのは、花柄の刺繍のデザインの色っぽいブラジャー。

「…………」

むっちりした谷間が強調されたつくりとなっており、彼女の美しくもその大きな胸を優しく包み込む。男を惑わす妖艶な色香を振りまくそれを、どうして僕は忘れていたのか。
気まずい空気の中、おそるおそる彼女の方を見た。
しかし、彼女は笑っていた。ほのかに頬を染めてはいるが、こうなることは予想していたと言わんばかりに「ホラ、早く」と次を要求してくる。
僕はひと呼吸した後、「いつものこと、いつものこと」と繰り返すように呟く。
シミ姉と向き合った僕は、彼女の背中へ両手を回し、ブラジャーのホックを外した。ホックの部分は見なくても、両手で落ち着いて行えば難しくない。ブラジャーを外すと、僕の手のひらにはありあまる大きさの、形の良いハリのある二つのお山が現れたーーが、僕はそれから視線をずらした。

「じゃ、じゃあタオルを……」

「下もお願い」

隠すところは隠さないといけない。至極真っ当な考えを実行するために、フックにかけてあるバスタオルを取ろうとしたが、彼女のリクエストが先行してしまった。おずおずと上を向くと、彼女は自らを抱き締めるように、両腕でその豊満な胸を隠していた。
彼女のウットリとした瞳は、僕の頭から「平常心」という言葉を奪い去っていく。
オシッコをたっぷり吸い込み、いつもより重量感のあるグレーの綿ズボン。その両サイドを持ち、こっちもゆっくりゆっくり降ろすと、グッショリと薄黄色に染まったショーツが現れた。
その股間部分はタプタプとしており、ほのかにもわぁんと独特のアンモニア臭が漂った。

「あ、あの……パンツも……だよね?」

僕はシミ姉に跪くように腰を折った体制のまま聞くと、彼女は無言で頷いた。
僕は今まで通り、乱暴にせずゆっくりと下着を降ろした。両サイドに手をかけると、彼女の大切なところは見ないように目を瞑る。

「そのオシッコパンツあげる。だから洗わなくていいよ」

脱がした衣類をまとめて浴室の外に出したところで、シミ姉はこんなことを言ってきた。しかし、僕は聞こえないフリをして、全て洗濯機の中に放り込んだ。

「じゃあ……洗って下さい」

その言葉を聞いて僕は「いよいよか」と心の中で呟いた。ここまで何とか、自分の中の理性を働かせ彼女の身体を出来るだけ見ないようにはしてきた。ちょくちょく胸を覗いてしまったりしているが、まじまじとは見ないようにはしていた。
しかし身体を洗うということは、彼女の素肌に触るということ。当然目隠し状態では出来ない。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:屈辱の湖
周りと違う僕はおかしいのだろうか。
こんな性癖誰にも理解されないのではないか。
どうやって新しいオカズを手に入れればいいのか。
分からぬまま悶々と欲望を募らせていましたがーーとうとう見つけました。僕のたぎる思いを満たすことが出来るのは、

〝少女のおもらし〟だと。

Twitter
https://twitter.com/mashiroirosymp1