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《131》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(7)ー2 保存

「それでは、これで授業を終わります。今日覚えたことは絶対に忘れないように各自復習を。後分かっていると思いますが、最近不審者がウロついているようです。早めに帰宅するように」

予鈴のチャイムが聞こえると、僕は参考書とプリントをしまい、職員室へと向かおうとする。この後すぐに職員会議が開かれ、今後の対策について話し合うとか何とか。
そのとき。

「ネェ、アヤミ〜!! 何で昨日のLINE無視したの!?」

「あ〜、ゴメンね!! イヤ、私ホラ、今さ……スマホ盗られててさ……」

「ア〜、そっか。そうだったわね……」

女子特有の甲高い声で盛り上がるグループに思わず顔を向けた。机を囲んで話す面々はいかにもお洒落や流行り物が好きそうな女子生徒達だった。校則上化粧は禁止されているが、ある者は全体的にカールを施した髪型にしたり、またある者は前髪を流して可愛らしい小さなピンをつけたり、中には華やかな腕時計をはめたりと、皆決められた範囲内で自分を演出していた。
そんな中僕の目に止まったのは、アヤミと呼ばれた一人の女子生徒。彼女の顔には見覚えがあった。
……そうだ。昨日の窃盗事件でスマホを盗まれたという四組の女子生徒だ。確か、栗原彩未(くりはらあやみ)とか言ったっけ。

「何だよ〜! じゃあ前言ってたお宝写真見れないじゃん! どっかに保存してねぇ〜のォ!?」

「ーーちょ、ちょっと!声デカいよ!! 今はまだダメよ!帰ってきてからじゃないと……」

今の今まで緩んでいた彩未の口元が、一瞬で引き締められた。唇に人差し指を当て「静かにして」というサインを相手の女子に送ると、キョロキョロと周りを見渡した。今の会話を誰かに聞かれていないかを確認しているようだ。

(お宝写真……?)

他の生徒は、帰り支度やら別々に会話を楽しんでいたようで彼女らを気にもとめていなかったようだが、残念ながら一人だけ聞き逃さなかった人間がいた。
ーーこの僕だ。
僕は真剣な顔付きで彼女のグループを見つめると、ゆっくりと一歩を踏み出した。

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Author:屈辱の湖
周りと違う僕はおかしいのだろうか。
こんな性癖誰にも理解されないのではないか。
どうやって新しいオカズを手に入れればいいのか。
分からぬまま悶々と欲望を募らせていましたがーーとうとう見つけました。僕のたぎる思いを満たすことが出来るのは、

〝少女のおもらし〟だと。

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