《50》【僕のジョボ女簿日誌】 「第一話 学園(エデン)は檻の中」(9)ー5 羞恥
- 2017/04/28
- 00:03
「私、心配で、何も……手に付かなくって……心配で……」
呼吸が整ってきたと思ったら、彼女の身体が小刻みに震え始めた。脚の内側を擦り合わせながら、苦しそうに表情をゆがめる。
「シミ姉、どうしたの?」
端から見ても彼女の身に何か異常が起きたとしか思えない。話しかけた矢先、頭の中に浮かぶものがあった。それを口に出す前に、彼女が先に声を上げた。
「トッ……トイレに行きたい……」
彼女は恥ずかしそうに自分の尿意を訴えてきた。やっぱりか。
両足の動きを止めることなく、自分の中の何かを押し殺すように。
「夜ご飯作って……椅子に座って……ずっと待ってて……オシッコしたいの……今気付いた……」
彼女が普段着として使っている、お洒落な白ジーンズに包まれた引き締まったお尻が、彼女の顔がゆがむ度にクネクネと揺れる。その姿に少し色っぽさを感じたが、そんなこと言ってる場合ではない。
「じゃあ、早く帰らないと……」
「ゴメン……ちょっとムリっぽい……家まで持たない……かも」
「え!?」
そのとき大きな波が来たようで、彼女ははずみでジーンズの上からオシッコの出口をギュッと鷲掴みしていた。どうやら一刻の猶予もない状況らしい。
「じゃあ、そこの公衆トイレに……」
「イヤよ……だってアソコ、汚いもの……」
彼女はギュッと目を瞑ったまま、フルフルと首を横に振る。
「そんなこと言ってる場合か!? ホラ、早くーー」
僕は咄嗟に彼女の腕を掴み、公衆トイレへと誘おうとした。しかし、その行動が遂に彼女の膀胱に刺激を与えてしまったようだ。
「あ……あぁっ! ダ、ダメッ!! あ、あぁ……イヤァ……」
そのとき、僕の耳に本来は聞こえないはずの、〝ジュワワワッ……!!〟という音が聴こえたような気がした。彼女のパンツの中からくぐもった音が。
「ああああ……イヤだぁ……」
それは、トイレまで待ちきれなかった彼女のオシッコが、最後の防波堤を突破し溢れ出した音だと気付いた。それでも、彼女は何とかして止めようと必死の形相で頑張ってはいたが、残念ながらオシッコがその勢いを止めることはなかった。
「シミ姉……」
公園に、彼女のアソコから放たれるオシッコの音が響く。
パシャパシャ。ビチャビチャ。ジュワワワワ。
様々な音を響かせたそれは、何秒かの時を経てようやくおさまった。最後にピチョン、ピチョンという音を残して。
「ゴメンなさい……またヤッちゃった……オシッコ、間に合わなかった……」
彼女は僕の前で隠すことなく涙目をつくり、頬が羞恥の色を浮かべる。自分のオシッコで染め上げてしまった、先程まで真っ白なジーンズ〝だった〟それを隠すこともなく見せつけてくる。
「シミ姉、アパートに帰ろう。早く着替えないと風邪ひいちゃうよ」
呼吸が整ってきたと思ったら、彼女の身体が小刻みに震え始めた。脚の内側を擦り合わせながら、苦しそうに表情をゆがめる。
「シミ姉、どうしたの?」
端から見ても彼女の身に何か異常が起きたとしか思えない。話しかけた矢先、頭の中に浮かぶものがあった。それを口に出す前に、彼女が先に声を上げた。
「トッ……トイレに行きたい……」
彼女は恥ずかしそうに自分の尿意を訴えてきた。やっぱりか。
両足の動きを止めることなく、自分の中の何かを押し殺すように。
「夜ご飯作って……椅子に座って……ずっと待ってて……オシッコしたいの……今気付いた……」
彼女が普段着として使っている、お洒落な白ジーンズに包まれた引き締まったお尻が、彼女の顔がゆがむ度にクネクネと揺れる。その姿に少し色っぽさを感じたが、そんなこと言ってる場合ではない。
「じゃあ、早く帰らないと……」
「ゴメン……ちょっとムリっぽい……家まで持たない……かも」
「え!?」
そのとき大きな波が来たようで、彼女ははずみでジーンズの上からオシッコの出口をギュッと鷲掴みしていた。どうやら一刻の猶予もない状況らしい。
「じゃあ、そこの公衆トイレに……」
「イヤよ……だってアソコ、汚いもの……」
彼女はギュッと目を瞑ったまま、フルフルと首を横に振る。
「そんなこと言ってる場合か!? ホラ、早くーー」
僕は咄嗟に彼女の腕を掴み、公衆トイレへと誘おうとした。しかし、その行動が遂に彼女の膀胱に刺激を与えてしまったようだ。
「あ……あぁっ! ダ、ダメッ!! あ、あぁ……イヤァ……」
そのとき、僕の耳に本来は聞こえないはずの、〝ジュワワワッ……!!〟という音が聴こえたような気がした。彼女のパンツの中からくぐもった音が。
「ああああ……イヤだぁ……」
それは、トイレまで待ちきれなかった彼女のオシッコが、最後の防波堤を突破し溢れ出した音だと気付いた。それでも、彼女は何とかして止めようと必死の形相で頑張ってはいたが、残念ながらオシッコがその勢いを止めることはなかった。
「シミ姉……」
公園に、彼女のアソコから放たれるオシッコの音が響く。
パシャパシャ。ビチャビチャ。ジュワワワワ。
様々な音を響かせたそれは、何秒かの時を経てようやくおさまった。最後にピチョン、ピチョンという音を残して。
「ゴメンなさい……またヤッちゃった……オシッコ、間に合わなかった……」
彼女は僕の前で隠すことなく涙目をつくり、頬が羞恥の色を浮かべる。自分のオシッコで染め上げてしまった、先程まで真っ白なジーンズ〝だった〟それを隠すこともなく見せつけてくる。
「シミ姉、アパートに帰ろう。早く着替えないと風邪ひいちゃうよ」