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記事一覧

《99》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー8 秘密

◆◆教室の真ん中に彼女は立っていた。放課後なのか、僕達の他に周りには誰もいない。虚ろな表情の彼女は、ゆっくりと顔を上げ、教壇に立つ僕を見ながら言った。『ゴメンなさい……オシッコ漏れちゃいました……』自分の罪を告白するかのように言葉を紡ぎ出す彼女の瞳からは、ボロボロと涙が零れ始めた。僕はゆっくりと視線を下に向ける。彼女の制服のスカートの前部分は著しく濡れており、誰が見ても〝お漏らししてしまった〟と分かるも...

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《98》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー7 渦中

前述した〝とある事件〟の、僕は渦中にいた。しかし、その原因……というか、全てのいきさつとなったのは、僕のクラスの女子生徒・桃瀬楽久美の授業中の失敗だった。1ー3組のクラス委員であり、全体のまとめ役であった桃瀬さんは、絵に描いたような優等生タイプで、責任感も強く、何事も率先して動く真面目な女子生徒だった。しかしつい先日、彼女は授業中にありえない醜態を晒してしまったのだ。生理現象、つまり人間なら誰にも起...

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《97》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー6 常備

対策チームのメンバーは、校長・教頭含め、学年主任の先生方と、生徒指導の教員数人、そして被害者生徒を受け持つ担任の教員なのだが、何故か1-3組からは副担任のリンコが選ばれた。確かに彼女は、学園の風紀を守る委員会の顧問でもあるし、こういう問題には適任だと思うけど……何だか複雑な気分。「まぁリンコも選ばれたことで張り切っているんだし。元気だせよ、太郎」リンコの後ろ姿をボーッと眺める姿が寂しそうに思われてし...

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《96》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー5 武骨

そう、もしこれが本当に窃盗事件で犯人がいるのであれば、谷教頭にとっては相当頭の痛い問題である。何故なら、漆金学園は安全対策にも力を入れていることで有名な学校だからだ。まず、警備員が二十四時間体制で正門に常駐しており、そこには監視カメラも設置されている。生徒の登下校時にも安全を確保するために常に目を光らせており、関係者以外の人間が本校に入るには、守衛室で渡される入校証の使用が義務付けられている。「……...

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《95》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー4 下着

見た目に違わぬ、透き通った威圧感のある声で先生方を見回す。僕は一瞬で気圧されてしまったが、三木村先生は毅然とした態度で彼女に声を掛けた。「それはどういうことだ。まさか、お前さんのところもか?」三木村先生の言葉に、矢行先生は「ハイ」とだけ答えた。その場にいた教師らは深い溜め息をついたが、僕は訝しげに彼女を見つめた。彼女は見た目通りの養護教諭だ。体育教師の資格も持っているため、臨時で体育の授業を受け持...

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プロフィール

Author:屈辱の湖
周りと違う僕はおかしいのだろうか。
こんな性癖誰にも理解されないのではないか。
どうやって新しいオカズを手に入れればいいのか。
分からぬまま悶々と欲望を募らせていましたがーーとうとう見つけました。僕のたぎる思いを満たすことが出来るのは、

〝少女のおもらし〟だと。

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