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《107》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー16 小型

(……やっぱり何もない)俺は緊張を解きながら立ち上がり、その個室内を徹底的に隅々まで調べた。しかし、何も見つからなかった。(やっぱり、僕の思い過ごしか……)僕は安堵しながら、そのトイレから出ようとした。矢行先生への謝罪の言葉を考えようとしたところで、あるものが目に入った。(……コンセント?)それは、丁度白便器のすぐ横のタイルに備え付けられていた電気コンセントだった。入ったときは見逃していたが、考えるとお...

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《106》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー15 金隠

僕は少し身構えながら、立ち塞がるようにトイレの入口にもたれかかる彼女に懇願した。僕の言葉に、彼女は硬い表情で答えた。やはり無理か、そりゃそうだ。僕はつい今しがた後先考えず、男禁制の女性用トイレに入ってしまい、あろうことか矢行先生の排泄音まで聴いてしまったのだ。白い扉に閉ざされていたとはいえ、上下にはしっかりと隙間もあるし反応から彼女もそれに気付いているはず(何なら、扉を隔てて会話もしたし)。知らな...

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《105》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー14 機嫌

「翔姉ェ! 待って、ダメだ! 入っちゃダメだ!」僕は迷わずその扉を激しくノックした。しかし、スライド式の鍵は当然の如く閉め切られてうちり、ビクともしない。「……え!? タ、タロウ? 何してんの? ここ、女子トイレだよ!?」彼女の驚いた声がトイレ中にこだまする。さすがに慌てた様子で、内部からドカンと何かをぶつけたような音がした。「え、あ、イヤ……と、とにかく出て下さい! 分かったかもしれないんです! 犯人の本...

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《104》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー13 目的

(何だ、トイレに行きたかったのか)何か感じ取った僕の視線に気付き、彼女は立ち止まった。恥ずかしそうに手で頬をかいてみせる。「あー……アハハ、別に今は着いてこなくても良かったのになー。ちょっと外の風に当たっていたら催してきちゃってさ。でも、ありがとうね。詳しいことはまた明日にでも話そうか。じゃ」それだけ言うと、彼女は逃げるようにトイレの扉を閉めてしまった。勝手に連れ回しておいて素っ気ないな、と苦笑混じ...

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《103》【僕のジョボ女簿日誌】 「第二話 姉弟・接吻(シスター・キス)」(3)ー12 中古

「じゃあもしかして……犯人はこの学園の卒業生とか?」「そうとは限らないわ、見て」職員玄関で僕がスリッパに履き替えるのに手間取っている間に、彼女はスマホを操作(この時間帯は教員でもスマホはロッカーに入れておくのが規則のはずなのだが)し、あるページを開いていた。僕は差し出されたスマホを覗き見る。「〝中古制服販売〟……?」「使用済み制服専門の買取ネットショップよ。それよりもここ見て」彼女が指したのは『オスス...

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プロフィール

Author:屈辱の湖
周りと違う僕はおかしいのだろうか。
こんな性癖誰にも理解されないのではないか。
どうやって新しいオカズを手に入れればいいのか。
分からぬまま悶々と欲望を募らせていましたがーーとうとう見つけました。僕のたぎる思いを満たすことが出来るのは、

〝少女のおもらし〟だと。

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